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こ ぞ う 史

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黄昏流星群

黄昏流星群

熟年男女のヒューマンドラマを描いた漫画です。
前々からすすめられていたのですが、
生々しい絵が受け入れられず、そのままスルーしていました。

1冊1冊ストーリーが完結するので、
何巻から読んでも問題ありません。
(現実離れしているストーリーがたまにあります(;^ω^))
読み進めると、拒否していた絵があまり気にならず、
むしろ、それは人間(生き物)にとって必要不可欠なことだと、
だんだん見方が変わってきました。
最近では、
その生々しさが美しいとさえ思い始めている自分がいます。

男は女を
女は男を

それは、結婚というカタチをとっていなくても、
お互い必要な存在で、
寄り添い合い、支え合って生きることが、自然の姿。

私は今まで勘違いしていたのかもしれません。
女が自立するということは、
男の手を借りず、(あるいは、誰の手も借りず)
1人で生きられる術を磨くことだと思っていました。
でも、そうではなくて、
お互い、自分の足で立っていながら、お互いの手を握り合う。
誰かの(多くの場合異性の)体温を感じ、存在を感じることで、
人は強れるし、自立できるのではないかなあと、
そう思うようになりました。

女らしい自分でありたい。
この年になって色気欲が出てくるなんて!(笑)
やっぱり、死ぬまで現役でなくちゃですよね〜。
今からでも遅くないかな?
遅くないな、と自分に言い聞かせている今日この頃です。
by kozo-track | 2010-12-18 13:59 |
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