私、つくづく ゆるめる のが下手だなあと思います。
体の不調を告げると、返ってくる言葉のほとんどが、
体が締まり過ぎ。
か
体をゆるめましょう。
自分ではゆるめているつもりでも、体調がいまいちなのはゆるめていない証拠。
正直、ゆるめ方がわかりません。
どうやればゆるめることができるのか?
ゆるんでいる状態がどういう状態なのか?
どうしても、ゆるむ という言葉からは、
だらしない とか なまくら とか、
そういうことを連想してしまいます。
なので、無意識にゆるみ過ぎてはいけない! と思ってしまうのでしょうか?
うーむ。
私の体調を良くするために必要なこと、それは 体をゆるめる ことなんだけどなあ。
こんなに答えがはっきりしているのに、できないもどかしさがいつもありました。
それが、野口整体の
初めての操法でクリアになった気分です。
何故、ストイックになりやすいのか?
もともと、体質的に締めるのが得意だということ。
だから一度のめり込むとストイックになりやすい。
また、ストイックな状態が嫌いではない。
何故、陰性な食事を好むのか?
体がゆるみたいという信号を「食べ物」によって出していたということ。
しかし、ゆるめることを食べ物だけで行ってしまうと、ゆるめることより体に負担になることの方が大きい、これが私が強く感じたことです。
何故、ヨガでは体がゆるまなかったのか?
ヨガは本来、内臓をゆるめる働きがあります。
その為に下半身に力を入れるポーズが多いのですが、私の場合、下半身に力を入れれば入れるほど内臓にも力が入ってしまいます。(例えば腹筋)
初心者にはありがちで、慣れてくると内臓が広がっていくのを味わうことができると、かれこれ5年続けましたが、体感することはほとんどなし。
体質的に向いていなかったのだと思いました。
それ以前に、別の理由もあってヨガからは離れました。
何故、活元運動が効果的なのか?
活元運動は、考えてできる運動ではありませんし、自分で動こうと思っても疲れるだけ。
全て自分の身に任せて行うもの。
これが、私にとってとても効果的なのだと思います。
先日の操法で、最後に先生がおっしゃったことがとても印象的でした。
活元運動は毎日する必要はないのですよ。
今は、始めたばかりで積極的に運動に参加するのがよいと思いますが、
慣れてくる(つまり、体がゆるむことを覚える)と、
体が 今日が運動日和 だと教えてくれるようになります。
活元運動は決して強制的ではないし、義務的でもありません。
もっと自由で開放的なものです。
ストイックになることはありませんね、ホッ。
そもそも、そういう運動ではないのですから・・・。
あ〜なんだか気持ちが楽になっていきます。
体も楽になっていきますようにと願う子象なのでした。