包丁は使っただけ研ぐ。
そして、
砥石は包丁を研いだだけお手入れする。
どんな道具もベストな「仕事」をしてもらう為に、万全な状態にしてあげることが、使う者の義務。
こんな当たり前のことをしみじみ思う最近です。
砥石のお手入れを私はベランダでしています。
でも、なかなかきれいな平面になってくれません。
横から見ると、かすかに真ん中がへこんでいたり、この前なんて縦ラインも左右違っていました。
あー、私って砥石もまともにお手入れできないの?
と思っていたら・・・。
ベランダ自体「平面」になっていなかったことに気づきました。
何で気がつかなかったのだろう?
きっと ベランダだから平面に間違いない という勝手な解釈をしていたからだと思います。
さらに、私のこの腕力では砥石全体が均等にこすれてないのだと思います。
この2点を意識してこすると・・・。
あらまあ!ほぼ平面な仕上がりになりました。
今までは「ただこすってた」だけで、「砥石をお手入れする」という意識はなかったということですね。
こすれば平面になると・・・。
何故こするのか?
平面にするためにどうこするのか?
考えるのではなく、感じること。
どんなことも共通しています。