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こ ぞ う 史

kozotrack.exblog.jp

いつも傍に

昨晩、祖母が亡くなりました。
突然でした。
でも既に自分の口からモノが食べられない状態だったそうです。

「今日はあっさりしたものが食べたいから、お蕎麦屋に行かん?」
と言って、天ぷらそばを注文する祖母。

「甘いのはどうも苦手やけん」
と言いながら、コーヒーに砂糖とクリームをたっぷり入れる祖母。

「今日はいらんけん」
と言ってたのに、大好きなアンパンを見ると大人買いする祖母。

祖母とのことを思い出すのは、食べものにかかわることばかり。
だから、悲しいというよりはむしろホッとしています。
おばあちゃん、これでまた自分の口で食べれるね。

そして、

この日、シラルガンTプラス4.5Lが届きました。
主食の為の鍋。
何だか祖母の代わりに私のところにやって来たように思いました。

ありがとう。
いつもこの取っ手を握って、
大事に心を込めて炊くからね。

この鍋で祖母と一緒に炊く玄米。

あー、今ごろ涙が溢れてきました。
止まらない・・・。

3月の満月の日に。



一生の宝物です。
by kozo-track | 2010-03-02 21:44 | わたくしこと
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